


自動視野計(ハンフリー FDT スクリーナー)

眼科において『視野検査』はとても重要な検査の一つです。同時に患者さんにとっては「これほど疲れる検査はない」とおっしゃる方も多くおられます。
『ハンフリー FDT スクリーナー』という器械を使った検査では検査が短時間で済ますことができます。通常片眼で1~2分程度(精密検査の場合は4~5分)で済みます。患者さんの身体的な負担、心理的な負担を軽減することができます。
当院では視野の検査を主に2つの方法(機器)で行っています。
1つ目は『静的自動視野計』という器械を使った検査です。半球状のドームに次々に映される小さな白い点が見えたらボタンを押して応答していただきます。暗い暗室でおこない、両眼で約15~20分かかります。
2つ目が『ハンフリー FDT スクリーナー』です。視機能障害を調べる検査の一つが視野検査ですが、眼の神経には大きく分けて色・形・視力にかかわる細胞と、物の動き・ちらつきなどにかかわる細胞があります。この視野計は眼の神経の中で、ちらつきに反応する神経細胞を主に調べます。これにより視野欠損などの障害を短時間で検査することができます。
レーザー治療機械(SLT)

以前、LTP繊維柱体形成術は、緑内障手術の前にもしかしたら効果があるかもしれないとの感覚で実施されていましたが、最近は選択的繊維柱帯形成術(SLT)を行なうようになりました。
治療の初期の段階でSLT治療を実施することが、点眼薬とあいまって満足すべき眼圧下降、視野欠損進行の抑制が見られることが報告されています。特に正常眼圧緑内障は早期SLTが効果的。
しかし、日本の眼科医は昔からの考えから、薬物が効かなくなった時点や視野欠損が回復出来ないほど進行したときにしかLTPを実施していませんでしたが、SLTが出現し緑内障治療の実態が変化していきています。
このレーザー手術を行なうことで眼圧下降が成功するのは実施眼の約90%である。眼圧下降率は20~30%である。効果は5年ほど可能であり、さらに反復レーザー治療が出来る。
SLTの合併症は重篤なものはありません。一過性眼圧上昇、虹彩炎の合併症であります。点眼薬アプラクロ二ジン、ステロイドなどで抑制できるものです。
SPAC

緑内障スクリーニング診断装置SPACは非侵襲かつ定量的に角膜中心部から周辺へ連続的に前房深度を測定する検査器械です。
主な目的は、閉塞隅角緑内障(ACG)の発症の危険性を評価することでACG眼もしくはACG発症危険眼をスクリーニングすることです。
また種々の病態における前房深度変化を簡単に定量的に評価することで日常の診療補助を行なうことです。
緑内障の患者さんには必要となる検査であるといえるでしょう。
両眼視簡易検査機

つらい頭痛や、肩こり、神経症などの原因となる眼精疲労やVDT症候群。
これらの症状は、パソコンや読書など近い距離に焦点を合わせた作業を長時間行なうことで、視線が内側に固定されてしまうことにより起こります。
D-5000 AUTOはその目の緊張をほぐす、雲霧という機能を備えています。
これによって間接的に毛様体筋を刺激し目の緊張を解く方法、これは雲霧法と呼ばれ、眼精疲労の軽減や内側に寄ってしまった視線を平行に保つ効果を持ちます。
ドライビングテスター

大型自動車免許や二種免許の取得、更新の際には、通常の視力検査(遠見視力)以外に深視力検査が行われます。
これは 「視力」と名が付いていますが、一般的に言われる視力とは違い、両眼視機能と呼ばれる眼の能力のうち、もっとも高次元な機能である立体視の検査のことです。
人間は2つの眼を持っていますが、この2つの眼はあたかも1つの眼のように働いています(同時視)。これは両眼で受け入れた感覚を脳で統合して1つの新しい感覚としているからで、この機能のことを両眼視といいます。
両眼視には融像と立体視があります。融像とは右眼と左眼それぞれの網膜に映った像を1つにまとめてみる働きのことで、立体視とはものを立体的にみる感覚で、これは右眼と左眼が離れていてそれぞれの眼の網膜に映った像の位置が異なるためにおこります。
ドライビングテスターを使用することによって、この深視力を検査することが可能です。免許取得のためにトレーニングされている患者さんもいらっしゃいます。




