レーシック

レーシックとは

レーシックレーシック(LASIK)は、正式には「Laser in Situ Keratomileusis」といい、「角膜を修正する」という意味があります。 レーシックでは、角膜にレーザーを当てて焦点を整えることにより、近視や乱視の矯正を行います。

レーシックの仕組み

レーシックの仕組み
レーシック視力矯正手術は、レーザーの照射によりゆがんでいる角膜の形状を正常に戻し、近視や乱視を矯正します。手術ではマイクロケラトームという精密な機械を用います。手術では、まず角膜の表層に蓋のようなフラップを作成し、その内側にエキシマレーザーなどを照射して不必要な角膜の構成分子を蒸散させ、角膜形状を変化させます。
角膜の屈折率が正常に戻ると近視や乱視が解消され、眼鏡やコンタクトレンズの要らない裸眼の生活が可能です。このエキシマレーザーを使用するレーシック手術は、とても精度が高く、安全性から信頼されている手法です。また点眼麻酔を行いますので、手術の際の痛みはありません。
両眼の治療を行った場合の手術時間は15分程度であり、効果を実感しはじめるのは数時間後と、スピーディなことも大きな特徴になっています。

レーシックの適応について

レーシック前の適応検査で眼の詳細な検査とカウンセリングをし、お一人おひとりの眼の状態を確認します。
その上で、あなたの眼がレーシック手術に適応しているかどうかを判断します。
レーシック手術前の状態によっては、不適応と判断しレーシック手術を受けられないケースもありますので、あらかじめご了承下さい。

治療方法

治療方法

  1. まず点眼麻酔を行います。これは麻酔の目薬です。
  2. 眼球を固定し、マイクロケラトームで、角膜に蓋のようなフラップを作製します。このフラップは厚さが約100~150ミクロン(ミクロンはmmの1000分の1)と大変薄いものです。フラップは下の組織から完全に切り離すことはせず、一部がつながっている状態です。
  3. フラップをめくって、エキシマレーザーを照射します。視力の程度などにより照射時間は異なります。近視が強いとやや照射時間が長くなるという程度です。
  4. レーザー照射後、フラップを元に戻します。戻されたフラップは自然接着まで2分ほどかかります。

レーシック手術の流れ

実際にレーシックを受ける前に、自分が今からどんな手術を受けるのか、どのような流れで手術が進んでいくのか、まずは手術内容をよく理解し安心してレーシックを受けることが大切です。わかない点があればどんどん担当医に質問してみましょう。 患者さまと担当担当医が、よい関係を築くことが、よい手術に繋がります。

レーシック手術までの流れ

レーシック手術は一般的に以下のような流れで行われます。

STEP1 適応検査・カウンセリング

まずは患者さまの眼の状態を確認し、レーシックを受けられるかどうか検査します。また、疑問や不安についてもご説明しますので、分からないことはお聞き下さい。

STEP2 手術

適応検査によってレーシックが受けられると判断でき、また患者さまが同意された場合は手術を行います。※通常、検査当日の手術はできません。

STEP3 アフターケア

術後の状態を確認します。定期的な術後検診がありますので、必ず受診して下さい。気になる点などありましたら、検診日を待たずに担当医に連絡して下さい。

術前の検査から手術、そして術後のフォローまでを熟練した眼科専門医が懇切丁寧に行い、高性能機器を使用して安心した視力回復手術をお受けになられることをお勧めします。

レーシック手術は安全性が高い

レーシック手術は、数ある「手術」の中でもかなり安全性が高いものです。
また、適切な衛生環境の下で手術が行われていれば、感染症などのトラブルが起きることは考えにくいのです。

もともと繊細な「眼」を扱う手術であるということもありますが、手術そのものが繊細で、それに応じて精密な機器が発展してきたおかげもあります。

しかし、あくまでも手術なので100%完璧ということはいえません。ですから安易に広告などのイメージや料金の情報だけで手術を決めてはいけません。

眼のデータは人によってそれぞれ違います。手術の際は、担当医から手術に納得のいくまで説明を受け、手術のメリット・デメリットも理解した上で検討し、ご自身で手術の受否を決めることが大切です。

たとえ納得のいくまで数ヶ月かかったとしても、近視は急に悪化するものでありません。
患者さまと担当医との間に信頼関係ができてからこそ、レーシックを受けるべきなのです。

治療費用

カスタムLASIK(両眼) 240,000円

生命保険の手術給付金について

レーシックは自由診療のため、健康保険は適用されません。
しかし、生命保険や医療保険を契約している場合は、契約内容および生命保険会社によっては手術給付金が給付される場合があります。
給付金の対象となるかどうか等の条件は、各個人が加入している保険の種類や契約内容によって異なります。
加入されている生命保険会社へお問い合わせ下さい。
お問い合わせの際は、レーシックの正式な手術名称「レーザー角膜屈折矯正手術」とお伝え下さい。
また、保険会社へ手術給付金の請求をする際に、担当医の診断書が必要となります。
保険会社で給付金申請用の診断書フォームがありますので、その書類をお取り寄せ下さい。

※注)診断書作成には、一般的に別途約5,000円が必要なクリニックがあります。あらかじめ、確認されることをおすすめします。

TEL:03-3601-0955
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